またここから

新生編のアルフィノって、持てる力(ルイゾワの孫+ルヴェユール家というデカいバックボーン)を駆使しまくっていて精神力が強い……凄いなぁと思いながら見ていた。言動の端々に自信が満ち溢れていて、その前かがみ過ぎる姿勢にこっちが羞恥心を抱いて真っ赤になっちゃうくらい。

新生の終盤で「暁」のもとで国家間の垣根を超えた活動を行うという名目で「クリスタルブレイブ」を創設するに至るアルフィノ。祖父の意思を継ぎ、アルフィノなりにエオルゼアを護るべくして立ち上げた組織なんだけど、テレジ・アデレジの思惑によってあっけなく仲間に裏切られてしまう。

動乱の祝賀会の会場から逃れた冒険者は、アルフィノと再会するんだけど、これが、今までにない落ちっぷりを見せるんだけど、びっくりしちゃった。道中も冒険者が何度もアルフィノの方へ振り返ってしまうくらい、項垂れているんだよ。
でもそうだよね。祖父の遺志を継いで理想を実現するために立ち上げたものが、いいように政治利用されてしまったんだ。

その後はピピン、シドの手をかり、そうして辿り着いたキャンプ・ドラゴンヘッドではオルシュファン卿があたたかく受け入れてくれて。

心強い仲間の思いを受け止めて、アルフィノは再起するわけです。

ここのアルフィノって、落ち込み度数が最高潮な上に「わたしのせいだ」「そうか。己の欲望を満たすための道具だったのか」「……酷いざまだな。すべてを失ってから気付くなんて」と自虐的に吐き出すんだよね。(そこまで言わなくても…という台詞のオンパレードであった)

個人的にはこうしてアルフィノが挫折して己と見つめ合う、感情を吐露するシーンを入れてくれて良かったって思っている。アルフィノひとりのせいでこういった事態に陥ったわけでもないし、色々な思惑が絡んで招いた結果ではあったんだけど……でもこういう重い経験があってこそ、この先の苦難を乗り越える糧になると思うんだ。挫折を乗り越えてから奮起に至った者は強いよ、これからもっと強くなるよアルフィノは。

それにしてもオルシュファン卿ってすごい…太陽属性過ぎる。消えかけの灯火をあっという間に戻してしまうのだから。ここで彼が差し伸べてくれた手も、かけてくれた言葉も全てが、この先ずっと冒険者とアルフィノの中で支えとなる大きな出来事となる。

以下は再起したアルフィノがちょっと照れくさくなっちゃって…な妄想です。こんなやりとりをした後に皇都に向かってたらいいなぁなんて。

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